ソファなどのインテリア素材としても人気!?ファブリックに関する豆意識をご紹介

ファブリックはインテリアの中では比較的多く利用される素材ですが、汚れやすいと感じている人も少なくありません。そのほとんどは適切な手入れを行う方法を理解していないことによるものであり、また素材のメリットを十分に知らないところから来ている場合が多いものです。
ファブリックは適切な手入れを行うことで本来の素材の性質を長く保つことができ、また美しさも維持することができるものです。その効果を長持ちさせることが、良い状態を保つポイントとなります。

目次
  1. ソファなどのインテリア素材としても人気!?ファブリックに関する豆意識をご紹介
    1. ファブリックのお手入れ方法①:普段はコロコロなどで埃や細かなゴミを取り除く
    2. ファブリックのお手入れ方法②:布地のブラッシングで小さなゴミを軽くかき出す
    3. ファブリックのお手入れ方法③:ブラシのアタッチメントを装着して掃除機で吸い取る
    4. ファブリックの汚れやシミはタオルを利用してお手入れ
    5. 防汚・撥水加工など機能付きファブリックのメリット(2024/4/16)
    6. ファブリックソファは座る位置を毎回変えて経年劣化の進行を遅らせるのが長持ちのコツ(2024/4/16)
    7. 種類ごとのファブリック素材の特徴①:合成繊維のポリエステル(2024/4/16)
    8. 種類ごとのファブリック素材の特徴②:天然素材のコットン(2024/4/16)
    9. 種類ごとのファブリック素材の特徴③:天然素材のリネン(2024/4/16)
    10. 種類ごとのファブリック素材の特徴④:耐久性が高いアクリル素材(2024/9/12)
    11. インテリア別のファブリック素材の用途と特徴①:ソファの張地(2024/9/12)
    12. インテリア別のファブリック素材の用途と特徴②:オフィスチェアの張地(2024/9/12)
    13. インテリア別のファブリック素材の用途と特徴③:飲食店・カフェで使用されるチェア座面(2024/9/12)
    14. インテリア別のファブリック素材の用途と特徴④:インテリアの大半を占めるカーテン(2024/9/12)

ファブリックのお手入れ方法①:普段はコロコロなどで埃や細かなゴミを取り除く

ファブリックは埃が付着しやすく、繊維に細かなゴミが入り込みやすいのが、気になるところではないでしょうか。ファブリックを綺麗な状態に保つには、普段のお手入れがポイントになります。掃除機だと埃・ゴミと共に繊維を吸い込み、ファブリックを傷める恐れがあるので注意です。
何もお手入れをしないわけにもいかず、ブラッシングで掻き出すには限界があります。そんな悩みの答えになるのが、コロコロなどを使うこまめなゴミの取り除き。ガムテープでは取り除けないゴミも取り除ける、適度な粘着力が魅力です。大抵の埃や細かなゴミは、粘着で捕らえて逃すことがないです。ファブリックのお手入れに普段からコロコロを使えば、掃除機を使う機会が少なく済みます。
ファブリックに使うものは、洋服用など生地を傷めにくいタイプが最適です。こまめにお手入れする習慣化で、大切なファブリックを綺麗に、埃もゴミも気にならない状態に保てるのではないでしょうか。

ファブリックのお手入れ方法②:布地のブラッシングで小さなゴミを軽くかき出す

ファブリック素材は布製で、日ごろのお手入れをしっかり行うことで長期間きれいな状態を維持させることができます。
特にソファーに使用されているファブリックは、オールシーズンの中で快適に過ごすことができる肌触りの良い布地を採用しているのが特徴です。夏場は汗でべとつかない、冬は触れた瞬間冷たさを感じないなどです。
基本的に布地は吸湿性が高い素材などからも、飲み物をこぼしてしまったときや人の汗、皮脂汚れなどがファブリックに付着することになります。汚れたときはタオルでお手入れをするなど、直ぐ対応すれば問題はないといわれてますが、小さなゴミなどが付着してるときそれをどのようにお手入れをするのが良いのか、分からない人も多いのではないでしょうか。一般的には100円ショップなどでも購入可能なコロコロを使えば良いのですが、これでは取ることができない布の目詰まったものはブラッシングで対処すると良いです。
布地をよく見ると織り目があるので、目に沿うよう布地に入り込んだ小さなゴミなどを軽くブラッシングして取り除きます。

ファブリックのお手入れ方法③:ブラシのアタッチメントを装着して掃除機で吸い取る

ファブリック生地のソファや椅子に付着した小さなゴミや埃は、粘着式クリーナーを利用すれば簡単に掃除ができます。粘着式クリーナーは、髪毛や表面に付着しているゴミを粘着シートにくっつけてお掃除できる便利グッズで、急な来客があるときや深夜など掃除機が使用できない時間帯など、あると便利なアイテムといえましょう。
ファブリック生地のソファには一見目立たないけれども、布地の表面にはゴミが付いていることもあるので、このような便利グッズを用意しておくことをおすすめします。
また、このようなアイテムでも取ることができない場合は織り目に沿ってブラシでこすることで取り除けますし、掃除機を使うときには吸い込み口にブラシのアタッチメントを装着すればファブリックにダメージを与えることなくお掃除できるので便利です。
このとき、クッションを軽く叩きながら埃やゴミを浮かせるのがポイント、このやり方はブラシではらって掃除機で吸い込むより効果的です。

ファブリックの汚れやシミはタオルを利用してお手入れ

ファブリックは吸湿性が高い素材で、飲み物をこぼしてしまったときはぬるま湯に浸したタオルを固く絞り、布の目に沿うよう拭き取りましょう。
飲み物がジュースなどの場合、糖分が含まれていてべとつくこともありますが汚れがひどいときと同じくぬるま湯を入れたバケツに中性洗剤を数滴入れて、それを使い拭き取るとべとつきも少なくなります。なお、ファブリックのお手入れで利用するタオルはなるべく目の細かいものを使い、その中でもマイクロファイバーがおすすめです。
濡れタオルなどで拭き取った後は、乾いたタオルを使って水分や洗剤などを取り除きます。水分が残ったままにしておくと、梅雨のシーズンなどではカビの発生もありますので、確実に水分を取り除くことが大切です。
ちなみに、ファブリックカバーやクッション材、木フレームや金物など、基本的に家具類は水気に強くないため濡れたときはしっかりと水気を取り除いて自然乾燥させます。湿ったままで座るなど摩擦を加えてしまうと布地にダメージを与えたり、クッションにもカビが生えるため注意が大切です。

防汚・撥水加工など機能付きファブリックのメリット

ファブリック製品を選ぶ場合は、汚れの付着やゴミの入り込み、お手入れ方法が気になるものではないでしょうか。ファブリックにはゴミが付着しやすく、油汚れが浸透すると取り除くのが難しい性質があります。繊維ゴミは粘着テープで取り除けますが、スナック菓子など油分を含むくずが付着すると大変です。叩いてゴミを表面に浮かび上がらせる、掃除機で吸い取る、洗剤と水拭きで拭き取るといった手間が必要になります。そんな悩みを解消するのが機能付きファブリック。防汚・撥水加工などが汚れを防ぎ、付着しても落としやすいのがメリットです。油分が気になる食べ物のクズも、防汚・撥水加工が汚れを防いでくれます。液体も弾いて付着を防ぐので、ファブリックに染み込みシミを作る心配がないです。弾かれた液体を拭き取るだけで、お手入れを終わらせることができます。汚れが気になるファブリックを選ぶなら、防汚・撥水など機能付きでメリットのある製品を選ぶと、お手入れしやすく安心ではないでしょうか。

ファブリックソファは座る位置を毎回変えて経年劣化の進行を遅らせるのが長持ちのコツ

ファブリックソファは快適なくつろぎの場所であり、家庭の中で頻繁に使用される家具の一つです。しかし長い間使っていると、座面やクッションに経年劣化が現れ、見た目や快適さに影響を及ぼすことがあります。そこでファブリックソファを長持ちさせるためのコツとして、座る位置を毎回変えることが挙げられます。 まずなぜ座る位置を変えることが大切なのか考えてみましょう。ファブリックソファは特定の場所に長時間座り続けることで、その部分のクッションや生地に圧力がかかり、経年劣化が進行します。座る位置を頻繁に変えることで、この圧力を均等に分散させることができ、特定の部分が早く劣化するのを防ぎます。 座る位置を変えることによって、ファブリックソファ全体の均等な使用を促進することができます。これにより、全体的な劣化が遅くなり、ソファの寿命を延ばすことができます。さらにファブリックの色あせや汚れも均等に分散され、美観を保つのに役立ちます。 ソファのクッションや座面を定期的にひっくり返すことも忘れないようにしましょう。これによって同じ部分にかかる圧力を均等に分散させることができ、クッションの劣化を遅らせることができます。 ファブリックソファを清潔に保つことも長持ちのために重要です。定期的な掃除やファブリックのお手入れを怠らないようにしましょう。汚れやシミが広がるのを防ぎ、美しい状態を保つのに役立ちます。 ファブリックソファは家庭でのくつろぎの場所として重要な役割を果たします。その長寿命を保つために、座る位置をかえることや定期的なお手入れが欠かせません。これらのコツを実践することで、お気に入りのソファを長く愛用できるでしょう。

種類ごとのファブリック素材の特徴①:合成繊維のポリエステル

ポリエステルは合成繊維の中でも非常に人気のあるファブリック素材であり、その特徴はさまざまです。このファブリック素材は、様々な用途に適しており、その特性はその多様性に反映されています。 ポリエステルは耐久性に優れています。この素材は、摩擦や引っ張りに対して非常に強いため、洗濯や日常の使用に耐えることができます。ポリエステルはシワになりにくく、縮みにくいという特性も持っています。これは衣服や寝具など、長期間にわたって使用するアイテムにとって非常に重要な特徴です。ポリエステルは速乾性に優れているため湿気や汗を素早く吸収し、速く乾かすことができます。これはスポーツウェアや水着、ビーチタオルなどのアイテムに適します。ポリエステルは軽量であり、着心地が良いため、アクティブなライフスタイルに適しています。一方でポリエステルは通気性が低いため、通気性が求められる場合には他の素材よりも不利です。特に暑い環境での使用には適していません。また、ポリエステルは静電気を帯びやすく、毛玉ができやすいという欠点もあります。しかし、これらの問題は洗濯や取り扱いに注意を払えば軽減できます。 ポリエステルは多くの色や柄に染めやすく耐色性が高いため、鮮やかな色合いやデザインが可能です。ポリエステルは比較的低コストで生産できるため、手頃な価格で多くの製品が提供されています。ポリエステルは耐久性、速乾性、耐色性などの優れた特性を持ち、多くの用途に適しています。しかし通気性や静電気の発生に注意が必要です。そのため、使用目的に合わせて適切な素材を選択することが大切です。

種類ごとのファブリック素材の特徴②:天然素材のコットン

様々な種類があるファブリック素材の中でも、コットンは自然の中にある天然素材の一つです。化学繊維と比べて繊維がとがっていないため、柔らかくふんわりとした肌ざわりが特徴です。 コットンの繊維は保温性に優れており、熱が伝わりにくいのと同時に熱を逃さない性質があります。そのため乾燥する秋冬などの季節でも、肌にあたる滑らかな感触を維持することができます。 ファブリック素材としては、吸水性・通気性にも優れているため、冬場だけでなく夏場でも快適な肌ざわりを保てるメリットがあります。コットンは内外での温度の差があると、内側の水分を吸収して外側へと発散します。その時に熱が奪われて涼しい感触が残り、べたつきを防ぐことが可能です。 このようにコットンは保温性の高さから寒い季節にも冷たさを軽減し、暑い時期は吸水性・通気性によって快適な感触を保ちます。肌着などの素材に用いられているように、季節を問わず年間を通して活躍できる素材です。

種類ごとのファブリック素材の特徴③:天然素材のリネン

ファブリックに使われる素材の1つにリネンが挙げられます。天然素材で麻という植物から作られた生地です。様々な魅力やメリットがあることから、多くのファブリックに使用されています。魅力として挙げられるのが吸水性や通気性の高さです。 吸水性は綿の4倍あると言われており、汗をかいてもべたつきが少ないという特徴があります。繊維の中が空洞になっていて、空気が通りやす構造になっていることから通気性も抜群です。このような特徴から夏のファブリックにピッタリな素材と言えます。 この他に丈夫で長持ちしやすい、汚れがつきにくい点も魅力です。水に塗れるたびに強度が増すリネンは、羊毛では4倍、コットンの2倍の強度になるとされています。繰り返し洗濯しても毛羽たちも少なく、長く愛用することができるでしょう。繊維に含まれるペクチンという成分が、天然のコーディングとなり汚れがつきにくいです。最初は少しごわつきを感じるかもしれませんが、使い続けることで肌馴染みも良くなります。

種類ごとのファブリック素材の特徴④:耐久性が高いアクリル素材

アクリル素材は、ファブリックに使用される際に耐久性が高いという特徴を持っています。この素材は様々な環境や用途に対応するために設計されており、その特性はさまざまな面で魅力的です。 アクリル素材は耐久性に優れています。これは繊維が強靭であるため、長期間にわたってその品質を維持しやすいことを意味します。アクリルファブリックは日常の摩擦や引っ張りに対しても比較的耐久性があり、繰り返しの使用や洗濯にも耐えることができます。そのためアクリル素材は、アウトドア用品、家具、カバー、衣類など、さまざまな用途で利用されます。 さらにアクリル素材は耐候性にも優れています。太陽光や湿気、雨に対して強い耐性を持ち、退色しにくいため、屋外での使用に適しています。アクリルファブリックは防水性や防塵性にも優れており、長期間の使用においても外見が損なわれにくいのが特徴です。 一方でアクリル素材は柔軟性にも富んでおり、縫製や成形に適しています。これはデザイナーがさまざまなスタイルや形状の製品を作成する際に非常に役立つ特性です。アクリルファブリックは染色にも適しており、美しい色合いを保ちます。そのため、ファッションアイテムやインテリアデザインにおいて、多彩なカラーバリエーションを楽しむことができます。アクリル素材は抗菌性や防臭性にも優れていることがあり、衛生的な使用に適しています。この特性は、医療用品や寝具などの分野で重要です。 アクリル素材はその高い耐久性、耐候性、柔軟性、染色可能性、抗菌性などの特徴から、多くの用途に適しています。特に、屋外での使用や長期間の利用を必要とする場面で、その優れた性能を発揮します。アクリル素材は、多くの場面で信頼性のある選択肢として存在し、デザイナーや製品開発者に幅広い選択肢を提供しています。

インテリア別のファブリック素材の用途と特徴①:ソファの張地

ファブリックは生地や織物の意味を持つ言葉で、インテリアの分野においてはカーテン・テーブルクロス・椅子やソファの張り布地・クッション・ベッドカバーなど布生地を使用したものを指します。会社で使用している椅子の張地もファブリックのケースが多く、何気に普段の生活の中でファブリックは意外と使用されていることが分かるのではないでしょうか。 リビングで使っているソファーはレザー生地のケースも多いけれど、小さなお子さんがいる家やペットを飼育している場合には本革だとダメになってしまうこともある、ファブリックの張地なら値段も安くお手入れも本革よりも簡単にできるなどから選択する人も多いことでしょう。ファブリックは摩擦のダメージがあることから、ソファの張地にこの素材が使用されている場合は、なるべく同じ場所に座らないようにするなど生地にダメージが加わらない工夫を行えば長持ちしますし、カバーが外せるタイプならドライクリーニングできれいにすることもできます。

インテリア別のファブリック素材の用途と特徴②:オフィスチェアの張地

オフィスチェアの張地に使用されるファブリック素材は、快適性と耐久性を兼ね備える必要があります。これにはさまざまな種類の素材があり、それぞれ特有の特徴があります。 まず合成素材がよく使用されます。ポリエステルやナイロンは、その軽量性と耐久性からオフィスチェアの張地に適しています。これらの素材は摩耗に強く、日常的な使用に耐えます。お手入れも簡単で、汚れがついても簡単に拭き取ることができます。オフィス環境では、長時間座って作業をすることが多いため、耐久性は非常に重要です。 一方で天然素材も人気があります。特に皮革は高級感があり、オフィスチェアにエレガントな外観を与えます。皮革は快適で、体温によって温かさを感じることができます。また、通気性も良く、夏の暑い日にも快適に座ることができます。しかし、皮革は価格が高いことがあり、お手入れが必要です。定期的なクリーニングと保湿が必要ですが、その手間をかける価値があります。メッシュ素材もオフィスチェアに適しています。メッシュは通気性が非常に優れており、長時間座っていても蒸れにくいです。背中のサポートも充実しており、快適な座り心地を提供します。一方で、メッシュ素材は他の素材に比べて耐久性にやや欠けることがあるため、激しい使用には向いていません。 織物素材も一部のオフィスチェアで使用されます。ウールやコットンなどの天然繊維は柔らかく快適な座り心地を提供します。しかしこれらの素材は汚れや摩耗に弱いため慎重なお手入れが必要です。オフィス環境では織物素材の張地を選ぶ際には注意が必要です。 オフィスチェアのファブリック素材は快適性、耐久性、外観、お手入れの容易さなどさまざまな要因を考慮して選ぶ必要があります。それぞれの素材には独自の特徴があり、用途に合わせて最適な素材を選ぶことが大切です。

インテリア別のファブリック素材の用途と特徴③:飲食店・カフェで使用されるチェア座面

飲食店やカフェのインテリアデザインは、顧客の快適さや雰囲気を向上させるために非常に重要です。その中でも、チェアの座面に使用されるファブリック素材は、座り心地や視覚的な魅力に大きな影響を与えます。 レザーは高級感と耐久性を提供する素材です。飲食店やカフェでの使用に適しており、長時間の座り心地が良く、汚れにくい特徴があります。一方で高価であるため、予算に制約のある場合には選択が難しいかもしれません。しかし高級感を演出したい場合や高頻度で利用される場所では理想的です。 ファブリック素材はデザインの自由度が高く、多彩な色や柄を選ぶことができます。飲食店やカフェの雰囲気に合わせてカスタマイズでき、暖かみや親しみやすさを演出できます。ただし、ファブリックは汚れやシワが目立ちやすいため、定期的なクリーニングやメンテナンスが必要です。 合成素材は耐久性があり、湿気や食べ物のよごれ強い素材です。特に屋外用の座席に適しています。一般的にはシンプルで使い勝手がよく、清潔感がありますが、高級感は低めです。 ウールは自然な暖かさと快適な座り心地を提供します。さらに防炎性能が高いため、飲食店などでの安全性が求められる場所に適しています。ウールのファブリックは高品質であり、長期間の使用に耐えることができます。フェイクレザーは本物のレザーに似た外観を持ちながら、コストが低く動植物愛護の観点からも選択されることがあります。耐久性が高く、汚れにくい特徴があり、デザインの幅も広がります。 飲食店やカフェのチェア座面には顧客の快適さ、デザイン、予算、お手入れのしやすさなどを考慮してファブリック素材を選ぶことが重要です。適切な素材を選ぶことでお店の雰囲気を高め、顧客の満足度を向上させることができます。

インテリア別のファブリック素材の用途と特徴④:インテリアの大半を占めるカーテン

ソファに使用されることが多いファブリックは布製の素材で、オールシーズン常に快適に使用できるメリットを持つといいます。夏場は汗をかいてもべとつかない、冬場は座ったり触れた瞬間冷たさがないなどのメリットを持つことからソファ生地で愛され続けているわけです。リビングは同じような色合いや質感のインテリアで統一することでまとまりができて、落ち着いた空間を演出できるメリットがありますが、ファブリックはカーテン生地としても人気がありますので、ソファと同じような色合いでファブリック素材のカーテンを採用することでオシャレな空間を演出できます。なお、カーテンは窓の大きさにもよりますが、床上から身長の高さくらいのサイズの大きな窓ではそれなりの生地面積になりますし、複数の窓があるリビングになると、ファブリック素材のカーテンによる面積はインテリアの大半を占めることになりますので、季節ごとに合うものを選ぶことがポイントです。